自賠責保険について

接骨院・整骨院では、交通事故に遭った際、自賠責保険を利用して通うことができます。
こちらでは、自賠責保険について説明していきます。

自賠責保険の役割

車やバイクを購入する際、自賠責保険の加入が義務付けられています。
自賠責保険は交通事故に遭ったとき、被害者の金銭的な負担をカバーすることを目的としています。
その為、加害者だけではなく被害者も自賠責保険に対して請求できるのが特徴です。
また、被害者の負担を軽減することを目的としているので、過失割合は適用されないようになっています。

事故に遭ったら

事故の大小に拘らず、警察に交通事故の届け出を提出しましょう。提出をしないと交通事故証明証が発行されません。交通事故証明証がないと、後遺症がでても交通事故との関係性が認められず、治療費がもらえない可能性があります。交通事故後は、加害者の免許証を確認して名前、住所、連絡先、そして車のナンバー、自賠責証明書番号と保険会社名を控えておきます。また、大きな外傷がなくても必ず病院で検査を受けてください。事故直後は問題なくても、後から痛みがでる場合もあります。

整骨院を利用する前に

整骨院を利用する際は、現在通っている病院の医師に診断証明書を書いてもらいましょう。
次に保険会社に整骨院・接骨院を利用する旨を伝えます。自賠責保険では、治療費、交通費、休業損害賠償などが支払われます。限度額は120万となっており、限度額を超えた場合は任意保険を利用することになります。

交通事故の後遺症は、適切な処置をしないと長い期間つらい症状で悩むことになります。
つらい思いをしない為にも、必ず病院や整骨院、接骨院を利用してください。